データが消えた原因や状態によって症状はいろいろ
ハードディスク(HDD)やSDカードのデータが消えた状態にもよりますが、基本的には素人が自力でデータ修復を行うのは、
無理と思ったほうが良いでしょう。
フリーソフトで間単にデータ修復できる場合もある
もちろん、軽微な論理障害やゴミ箱削除ぐらいでしたら、フリーソフトで簡単にデータ修復が
出来る場合もあります。
手順も極めて簡単です、データ修復のフリーソフトをダウンロードしてマイドキュメントにソフトを保存、
マイドキュメントにファイルを解凍・・。
ハイ!、ここまで読んで、データがご臨終したことに気付いた方は、引き際がわかる人です、
多少自力で足掻いて見るのも良いでしょう。
「なんで?」と思っている人は、データが大切ならば、今すぐPCの電源を落として業者に任せましょう。
データ修復業者に任せたほうがいい場合
カタカタとかカクンカクンとかギーギーなどの、いつもと違う音がしているような場合は、何かを試せば試すほど機器にダメージを与えデータの断片が消えてしまいデータの修復が出来る可能性は、無くなっていきます。
このような場合は、機器が機械的に壊れていて、ハードディスク(HDD)の分解が必要となるので、確実に素人の手に負える状態ではありません。
自分でデータ修復できる?自力では無理?
一番判断に困るのが、なぜか突然ハードディスク(HDD)を認識しなくなった場合や、パーテーションを削除してしまったり、フォーマットをしてしまった場合です。
この場合、フリーソフトでデータ修復は100%無理ですが、市販のデータ修復ソフトでしたら
データの修復ができるの可能性もあります。しかし問題点が二つあります。
データ修復ソフトの値段
ひとつは、データ修復ソフトを買うよりも業者に頼んだほうが安い場合があります。
市販のデータ修復ソフトもピンからキリまであり、体験版やフリーソフトから、ポピュラーな1万円前後のデータ修復ソフトやデータ修復業者が使うようなウン十万円のものまであります。高ければ高いほど、高性能・多機能でデータ修復の確立もあがるケースが多いですが、
業者に頼むよりも高いデータ修復ソフトを買うことになる場合もあります。
データ修復ソフトの仕組み
もうひとつは、データ修復ソフトの限界を超えた症状の場合です。
データ修復ソフトが何をするか簡単に解説すると、「ABCDE」というアルファベットの並び方のデータがあったとします。
データが壊れている状態と言うのは「CBDEA」となってしまい、データが正常に読めない状態と思ってください。
これを再び「ABCDE」と並べなおすのが、データ修復ソフトです。
しかし、修復ソフトの限界を超えた状態だった場合、「ABFDE」等のように、
まったく違う文字が入ってくるような意味不明な状態になることがあります。
こうなると、専門の業者でもデータの修復は難しい状態になってしまいます。
大切なデータは出た修復業者に任せるべき
データ修復ソフトでデータ修復が出来そうな場合は、非常に判断が難しい状態ですがデータが大切ならば何もせずに
データ修復業者にゆだねることをお奨めします。
中のデータが、再生可能なデータで修復に失敗しても何とかなるような場合は、データ修復ソフトを試してみるのも良いでしょう。