データ修復業者の選び方
データ修復業者へ頼むと決めたら
自分で出来るデータ修復はすべて試した。(場合によってはこれが致命傷になることもあるので注意が必要ですが) だけど、データは出てこない・・・。
あるいは、絶対に失うことが出来ないデータの場合は、データ修復業者に頼むことになります。
データ修復業者といってもピンキリ
データ修復業者に頼むとなったら、データ修復会社を探すことから始めなければなりませんが、
この手の業者は多種多様で、パソコンヲタが片手間でやっているような個人事業所から、
データ修復ソフトを作って販売している会社まであります。
何を基準にデータ修復業者を選ぶ?
では、何を基準に選べばいいのでしょう?それはデータの内容にもよるかと思います。
例えば、仕事上の顧客データで外部に漏れてしまったら、会社の存続自体が危ないようなものだとしたら、データ
修復作業の金額や料金ではなく、セキュリティ体制のしっかりしているところを選ぶべきです。
逆に、作り直そうと思えば作り直せるけど、時間や手間がもったいないレベルならば、安いに越したことはありません。ポイントとしては以下のような基準で比べてみると良いでしょう。
また、子供の小さい頃の写真などの、消えてしまったら二度と再び永遠に取り戻すことの出来ないデータの場合は、データ修復技術の高いところを選ぶべきでしょう。
データ修復業者選びのポイント
- セキュリティー
PマークやISO取得などを売りにしている業者もあります。
重要なデータならば、最低限この二つを掲げている、業者にしましょう。
※ISO(国際標準化機構)は番号によって様々な基準があります。
中には、(エコロジー関係の)ISO取得と言う業者もあるので、ISOの内容に注意しましょう。
PマークまたはISOを取得しているデータ修復業者はこちら
- データ修復の技術(修復率)
写真やデジタル化したビデオや音声などの、二度と再び永遠に取り戻すことが出来ないデータの場合
いくらお金がかかっても、時間がかかってもかかっても構わないから、
確実にデータを取り出してほしいと言う方は、この部分に注目しましょう。
データ修復率を公表しているデータ修復業者はこちら
- データ修復期間
データ修復業者によって、作業簿時間はまちまちです。症状にもよりますが、朝一番でデータ修復業者に持ち込んで夕方にはデータ修復が出来てしまうデータ修復業者もあれば、海外の工場に出す為、機器を預けてから2~3ヶ月かかる業者もあります。
この日までにデータが必要だという期限があるならばデータ修復期間は重要です。
即日初期診断・3日以内のデータ修復を行っているデータ修復業者はこちら
- データ修復の実績
経験は小手先の技術を凌駕する場合もあります。
ホームページ上で修復率○○%のような表記を見かけますが、
公的な基準が存在しないのが、このデータ修復と言う業界です。
なかには、初期診断でデータ修復が出来ると確認した件数のなかからデータ修復出来た何件をデータ修復率と呼んでいる業者もあります。
(つまり、100%データ修復できるはずなのに○○%の修復率)
そこで、目安として修復事例などを実名入りで公開している業者などが良いでしょう。
具体的な修復事例を紹介しているデータ修復業者はこちら
- データ修復の金額
それほど、こだわらないけど「戻るなら戻したい。」「作り直すのがめんどくさい。」と言うような、
データの場合は、データ修復の料金をメインに考えると良いでしょう。
無料初期診断を行っているデータ修復業者リストはこちら
- サービス・対応のスムーズさ
どんなに修復料金が安くても、セキュリティーが高くても、実績があっても、
「電話を掛けたら延々と待たされる。」「いつまでたっても連絡が来ない。」
「一方的話を進められて、強引に契約させられる」等の業者には、頼みたくないのが人情ですよね?
- ファイル修復
一言でデータ修復といっても、記録メディアから読めなくなったデータを修復するデータ修復と、壊れてしまったファイルを修復するファイル修復の二通りがあります。
データ修復とファイル修復の違いはファイルのアイコンが表示されるかで判断します。
似ているようですが、データ修復業者の中でもファイル修復は全く違う技術です。
ファイル修復を行っているデータ修復業者リストはこちら
- データ修復対象メディア
データ修復業者の多くは、ハードディスク(HDD)専門で行っている業者です。
ハードディスク(HDD)からのデータ修復と光学メディア(CD/DVDなど)やSDカードUSBメモリなどとは、データ修復に必要な設備や技術が別な為のようです。
ハードディスク(HDD)以外の記録メディアも扱っているデータ修復業者一覧